産業廃棄物処理や資源循環事業を展開するナカダイホールディングス(東京都品川区)はこのほど、サーキュラーパーク九州(鹿児島県薩摩川内市)など同社の関連会社が参画する事業が、循環経済の確立を目的とする経済産業省委託の実証事業に採択された、と発表した。
この実証事業では、薩摩川内市と連携して一般廃棄物の資源化システムの構築に取り組むほか、地産地消型循環経済の実現可能性や課題を探る。この事業にはナカダイホールディングスの子会社であるナカダイ(東京都品川区)、モノファクトリー(同)の2社も廃棄物資源化実現のアドバイザーとして参画する。
事業期間は2025年2月28日まで。ナカダイホールディングスは「資源循環システムを普及するための論点を整理、提言したい」としている。