旅行サイト「アゴダ」を運営するアゴダ(シンガポール)は、今夏の日本からの海外旅行について、アジア圏や米国を中心に検索数が前年同期比で38%増加したと発表した。
夏休みの旅行先として日本からの検索が多かった上位の国は、韓国、タイ、ベトナム、米国、インドネシアの順。都市別では、ソウルが1位で、以下バンコク、バリ、シンガポール、台北と続いた。
データは2024年5月1~21日にアゴダプラットフォームで行われた検索で、7月15日~8月31日の旅行が対象。
アゴダは、検索数増加について「旅行意欲の回復だけでなく、日本人観光客の関心の多様化も見てとれる。隣国である韓国が依然としてトップである一方、他のアジアの国々や米国が含まれていることは、より広い範囲で海外旅行先の候補を探しているということだ」と指摘した。