アキレス（東京都新宿区）は、暑さや寒さによる家畜のストレスを軽減する畜舎の天井用断熱材「コープランPP」をこのほど、発売した。
住宅用の断熱材の技術を生かした天井用断熱複合パネルで、畜舎の天井に設置すると、畜舎内温度の管理が容易となる。断熱材の芯は軽量の発泡ポリスチレンボードを採用。断熱材は1平方メートル当たり約2.1キロと軽く施工しやすい。一方で強度も確保し、表面の汚れを「高圧洗浄」で落とすことができる。
また家畜のふん尿からのアンモニアによる建造材のさびを抑えるため、両面はPP（ポリプロピレン）シートでラミネート加工して防湿性を高めた。色は畜舎内を明るくするのに効果的な「光沢のある白」にした。
アキレスは「今後も独自の技術を生かした製品で農畜産業の課題解決と生産性向上に寄与したい」としている。 詳細はアキレスホームページ。
