ITソリューション事業を手がけるトーテックアメニティ(名古屋市)とグループ会社の日本サーキット(川崎市)は、自動車レースの全日本スーパーフォーミュラ選手権(SUPER FORMULA)を開催する日本レースプロモーション(JRP、東京都千代田区)とのパートナー契約を2024年シーズンも継続すると発表した。
トーテックアメニティと日本サーキットは、23年7月にSUPER FORMULAにおけるIT&エンジニアリングソリューションパートナー契約を締結。JRPが運用するスーパーフォーミュラ公式アプリ「SFgo(エスエフゴー)」で使用されている車両データを取得する「テレメトリーユニット」について、モータースポーツエンジン開発・製造のM-TEC(「無限」、埼玉県朝霞市)の委託で一部を開発。GPS位置情報を「SFgo」で配信するなどの運用サポートを実施していたという。
「SFgo」では、パソコンやスマートフォンなどでレースのリアルタイム中継などを視聴できるといい、トーテックアメニティは「引き続きSfgoを通じてSUPER FORMULAの新たな観戦体験を実現すると同時に、モータースポーツ業界のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進していく」としている。