b.[ビードット]

レトロ食器の再販ブランド「昭和スタイル」 全国の小売店への出荷開始

「昭和スタイル」

 

 ファーストビルディングス(石川県野々市市)は、空き家や解体される家屋から出される廃棄物の中から、昭和レトロな食器を選び、クリーニング後に再販するブランド「昭和スタイル」を立ち上げ、3月9日から全国の小売店へ出荷を始めた。

 同ブランドは、能登半島地震の影響で一時閉店中の同社のインテリアショップ「WELLSPRING珠洲店」が展開する。同社によると、能登半島最北端に位置する珠洲市には、魅力的な伝統と昭和時代が色濃く残っているが、能登半島地震の前から、少子高齢化や人口減少によって、空き家の多さが問題になっていたという。

 「昭和ブランド」は空き家の残置物や解体される家屋の廃棄物を活用することで、循環経済を推進する。同社は「懐かしい昭和時代の思い出と共に購入される方や、昭和を知らないZ世代にも新鮮さを感じていただき好評だ」としている。

 


関連記事

スタートアップ

スポーツ

ビジネス

地域

政治・国際

株式会社共同通信社