長崎県とJR九州(福岡市)は、昨年9月23日に武雄温泉(佐賀県武雄市)-長崎で開業した西九州新幹線1周年を記念して、東京地下鉄(東京メトロ、東京都台東区)と連携した「東京メトロで巡る 長崎県ゆかりの地スタンプラリー」を開催している。2023年11月5日まで。
スタンプラリーは、東京メトロ沿線で長崎県にゆかりのある長崎屋跡、高島秋帆(たかしま・しゅうはん)墓、吉村昭記念文学館、長崎県アンテナショップ「日本橋長崎館」の最寄り駅などの4カ所にオリジナルデザインのスタンプを設置。すべてのスタンプを集めると先着2000人に「JR九州オリジナルグッズ」をプレゼントする。
4カ所は以下の通り。スタンプラリー参加は無料だが、交通費は自己負担。台紙は東京メトロ各駅にある(一部を除く)。
①長崎屋跡(中央区日本橋室町)。江戸時代に長崎屋という薬種屋があり、長崎出島のオランダ商館長が江戸参府する際の定宿だった場所=スタンプ設置場所は三越前駅 (銀座線・半蔵門線)
②高島秋帆墓(大円寺内/文京区向丘)。高島秋帆は、長崎出身の町年寄で出島のオランダ人から西洋砲術を学んだ日本の西洋砲術の開祖=スタンプ設置場所は本駒込駅 (南北線)
③吉村昭記念文学館(荒川区荒川)。吉村昭は「戦艦武蔵」「ふぉん・しいほるとの娘」など、長崎を舞台とした作品を数多く執筆した=スタンプ設置場所は公共施設「ゆいの森あらかわ」(最寄り駅は千代田線町屋駅)
④日本橋長崎館(中央区日本橋)。長崎県のアンテナショップ=スタンプ設置場所は日本橋駅(銀座線・東西線)