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海外輸出向け海産物を国内販売 きゅういち、ECサイトをオープン

きゅういち ECサイト「食べて応援」

 

 水産物の冷凍加工を行うきゅういち(北海道函館市)は、一般消費者向けの電子商取引(EC)サイトをオープンした。

 東京電力福島第1原子力発電所の処理水放出を巡り、中国の禁輸措置などで、福島近郊の海産物だけでなく北海道の漁業事業者も影響を受けている。きゅういちは、中国など海外に出荷する予定だったホタテなどの海産物が在庫として工場にストックされていることから、国内消費者向けの販売を始めた、としている。

 内浦湾(噴火湾)など北海道で水揚げされた新鮮な海産物を人の目で質を確認し、高い鮮度や色合いなどを保つよう急速冷凍し、パック詰めしているという。

 取り扱っているのは、「ほたて貝柱」1キログラム3456円、「ベビーホタテ」1キロ1782円、「北海道産いくら」500グラム5184円など。送料は全国一律1800円で、1万5000円以上は無料。ただし、沖縄離島は別途費用が必要。

 きゅういちは、クックビズの連結子会社。

 


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