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業界・競合・自社のWeb露出を効率的に把握 共同通信PRワイヤーが新サービスを会員に先行公開

 共同通信PRワイヤー(東京都港区)は、Webニュースのクリッピングを効率化し、企業の情報収集・報告業務を支援するクラウド型サービス「クリッピングルーム」を9月9日からPRワイヤー会員企業限定で先行公開を始めた。

 PRワイヤーが調査対象とする約3200のニュースサイトから、あらかじめ設定したキーワードを基に記事やコンテンツを自動収集・整理する。収集した記事から、業界や市場動向の把握▽競合企業の露出状況や傾向の確認▽自社ブランドの露出・掲載状況の可視化▽社内報告や資料作成の基礎データとして活用-といった業務に役立てることができる。

 PRワイヤーの市場調査では、「既存ツールの精度が低く、結局は手作業が中心になっている」と感じる担当者が6割を超え、さらに手作業でクリッピングを行った場合には、1回あたり約8時間を要するとの声も寄せられたという。クリッピングルームは、こうした現場の負担を軽減し、情報収集・報告業務を効率化することを目的に設計された。

 先行公開を通じて寄せられる意見を基にサービス内容を向上させたうえで、一般法人の顧客にも対象を今後拡大していく、としている。


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