包括連携協定を結んでいる大正大学(東京都豊島区)と日本離島センター(東京都千代田区)は12月9、10の両日、全国の離島の高校生がオンラインで交流する「アイランダー高校生サミット2023」を共同開催した。
期間中、北海道礼文島から沖縄県石垣島まで全国17校延べ51人の高校生たちが参加した。
サミットは、「思い合って、高め合って、日常に続いていく」をテーマに、それぞれの島が持つ可能性や、島同士で交流することの意味、価値などを議論することで、自分たちが住む島の活性化策についてアイデアを出し合った。
サミットのプログラム作成や全般的な企画・運営は、離島の高校生6人と、離島の高校出身で大正大学地域創生学部の4年生3人で構成された実行委員会が担った。
サミット閉会のあいさつで、日本離島センターの小島愛之助専務理事は「参加者の皆さんの盛り上がりに驚きました。アイランダー高校生サミットは来年も、もちろん再来年もやります。今回、参加して皆さんが感じたことをまわりの友達や下級生たちに伝え、来年はもっと盛り上がるように、しっかりとバトンを渡していってください」と話した。