マンション分譲などを手掛けるマリモ(広島市)は、今後自社で開発するすべての分譲マンション共用部に顔認証システムを導入する、と発表した。
この顔認証システムを導入すると、共同玄関は鍵なしで通過可能になり、荷物などで手がふさがっていても鍵を探す手間がなくなり便利だという。ゴミ置き場や宅配ボックスのドアも顔認証で解錠できる。
顔認証は、ディクシーズ(東京都新宿区)のシステム(商品名フリード)を採用。顔認証の感知速度が速いほか、スマホアプリでシステムの利用登録が簡単にできる点などが採用の決め手になったという。
マリモは全国44都道府県で自社分譲マンション事業を展開。「共用部に顔認証システムを導入することでマンションの利便性を高め、入居者の快適な日常生活を支えたい」としている。