大袋菓子「ミレーの枕」が本物の枕に! 食品メーカーと寝具ブランドがコラボ

カラーフォーム 「ミレーの枕」

 

 ウレタンフォームなど高分子素材の生産を手がけるイノアックコーポレーション(以下、イノアック、愛知県名古屋市)は、素朴な味で人気の「ミレービスケット」を製造販売する野村煎豆加工店(高知県高知市)とコラボレーションして寝具ブランドの「カラーフォーム」から「ミレーの枕」を発売する。

 「ミレーの枕」は、長年親しまれてきた大ヒットビスケット、ミレーの詰め替え用として販売されている大袋菓子。子供の枕のようなサイズと形からその名がつけられているが、イノアックが「本物のミレーの枕があったら面白いのでは?」と着想し、今回のコラボレーション発売となった。

 今回発売される本物の枕の方は、ビスケットのパッケージを枕カバーにデザインし、231個の特殊通気穴がある低反発素材(クオーレフォーム)や3段階(7、8.5、10センチ)に高さ調整ができるフィットアップシートを採用した高機能枕。

 枕カバーの左下には、高知県出身の絵本作家やなせたかしさんが制作を手がけたイメージキャラクター、ミレーちゃんのイラストを配置。右下の注意書きには、「(お願い)くれぐれも枕に使ってネ!! 本当に使うと熟睡できると思うから」とお菓子パッケージの注意書きをアレンジした遊び心あふれるメッセージを記載したという。

 素材は本体がウレタンフォーム(特殊形状追従フォーム・高弾性フォーム)で、内袋とカバーはポリエステル100%。サイズは幅60×奥行40×高さ7/8.5/10センチ。価格は1万7050円(税込)で、6月中〜下旬からイノアック直営店舗ほかで発売する。

 

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