アキレス(東京都新宿区)はこのほど、「災害時における避難所等で使用する製品の供給に関する協定」を、滋賀県野洲市と締結した。同協定に基づき、アキレスは災害に際して、避難時や避難所などで使用する資機材などを野洲市に提供する。
野洲市の要請に基づき提供するのは、アキレス社製品のエアーテントやレスキューボート、ウレタンフォームマットレス、背負い式消火水のうなど。速やかに供給し、被災者の救援活動や被災場所の復旧活動に役立ててもらう、という。
締結式では、野洲市の栢木進市長とアキレスの日景一郎社長とが協定書を交わした。栢木野洲市長は「野洲市に事業所を持つアキレスと避難所などで使用する製品の供給に関する協定を締結したことは、市の災害対策を進めるうえで大変心強く感じ、感謝している」と話した。
アキレスが自治体と災害時の協定を締結するのは今回で9件目。これまでに2022年2月の栃木県足利市を皮切りに、栃木県栃木市、東京都足立区、北海道厚真町、北海道むかわ町、北海道浦臼町、北海道安平町、北海道石狩市と協定を結んでいる。