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滋賀県が歴史と景観の街「高島市・大溝」を紹介 城跡や水辺の散歩を楽しむ日本遺産

滋賀県 琵琶湖「浮き島現象」(下位蜃気楼)

 

 滋賀県は“新たなツーリズム”を紹介する「シガリズム」でこのほど、文化的景観を持つ「高島市・大溝(おおみぞ)」についての情報を発信した。

 滋賀県の北西部に位置する高島市は、古代から関西・若狭・北陸地方を結ぶ古代七道の北陸道が通り、交通の要所として栄えた。市の6地域の一つ「近江高島エリア」には「大溝」という風光明媚(めいび)な集落があり、文化庁の「重要文化的景観」と「日本遺産」に選ばれている、と紹介している。

 琵琶湖西岸にある大溝は、古くから奈良や京都から日本海を結ぶ交通の重要拠点として発達し、戦国時代には、織田信長の甥(おい)にあたる織田信澄によって「大溝城」(現在は城跡)が築かれ、周辺の城下町の面影が町の各所に残っているという。 

 見どころは、戦国時代の水城跡として貴重な石垣を残す「大溝城跡」のほか、「打下(うちおろし)集落」、城の外濠(そとぼり)として利用されていた内湖「乙女ヶ池」、「勝野の城下町一帯」を挙げている。

 「大溝のまちづくり協議会」は、地元ガイドによる水辺のまちあるきを体感できる「ガイド付まちあるきツアー」を用意し、観光客を案内している。詳細は同協議会サイト;https://oomizo.shiga.jp/machiaruki/

 


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