情報通信総合サービス業のGRANDIT(グランディット、東京都港区)はこのほど、国産Web-ERP(企業経営の基本となるヒト・モノ・カネ・情報などの資源要素を適切に分配し有効活用する計画)「GRANDIT」の販売・開発を共同で推進する「GRANDITコンソーシアム」に、シスラボ(東京都豊島区)がビジネスパートナーとして加入した、と発表した。
GRANDITは2003年10月、複数社のノウハウを生かして製品開発することを目的に共同企業体の「GRANDITコンソーシアム」を設立し、運営している。製品販売は、国内70社以上のパートナー企業が請け負っているという。
シスラボは、これまで総合商社や金融業界など、幅広い業界へソリューションの提供を行ってきた。今後は同コンソーシアムのプライムパートナーである日商エレクトロニクス(東京都千代田区)と共に、システム導入のコンサルティングから運用支援まで、幅広くサポートを展開するという。また日商エレクトロニクス、GRANDIT、シスラボは、3社間でビジネスパートナー契約を締結した。
GRANDITの石倉努取締役社長は「幅広い業界に対するコンサルティング経験を持つシスラボのパートナー加入によって、製品導入が一層加速すると確信している」と述べている。