IT企業のＮＴＴデータ・ビズインテグラル（東京都港区）は、大手・中堅企業向けの基幹業務システムサービス「ビズインテグラルオプティマ」の提供を2023年3月から始める、と発表した。
このサービスは、大手企業向けサービス「ビズインテグラル」を基にしたクラウド活用の新サービス。定期料金を支払えば利用できるサービスのため、自らサーバーなど必要な機器を購入する必要はなくなり、会計業務などの基幹業務システムを自社で構築する場合に比べ、システムの導入・運用コストの削減やシステム構築期間の短縮が可能になる、という。
サービス利用者は、システムの運用・保守業務や会計システムなどに影響を与える法改正、基本ソフトのバージョンアップに対応する専門人材の配置が不要になる、という。サービス提供にはＮＴＴデータの協力を得た。
ＮＴＴデータ・ビズインテグラルは「サービスの利活用により、属人化しやすい業務システムの維持・運用負担が軽減され、人材の循環による組織変革がしやすくなる。定期料金を支払えば利用できるサービスのため、初期コストが抑えられ、事業状況に応じたサービスの継続・解約が可能になる」としている。
