第一三共ヘルスケア(東京)は、独自開発した香りを付与した化粧品を使ったスキンケアについて、作業ストレス負荷時の気分状態やストレス反応への影響を検証した結果、リラックス感への影響やストレス反応の緩和に寄与する可能性が示されたと発表した。研究成果は9月に開催された第28回日本感性工学会大会で発表した。
研究では、柑橘(かんきつ)系とハーブ系を基調に独自開発した香りを付与した化粧品を用い、スキンケア時の心理・生理反応を検証した。その結果、香り付き化粧品を使用した場合は、無香料品を使用した場合に比べて、主観的気分指標においてリラックス感に有意な変化が確認された。さらに、交感神経活動に関連するストレスマーカーである「唾液αアミラーゼ」の評価からも、ストレス反応の緩和に寄与する可能性が示されたという。

使用した香りは、柑橘系とハーブ系を基調としたオリジナルの香りとのこと。
近年はスキンケアの機能として肌への効果に加え、心地よさやリラックス感といった心理面への関心も高まっている。同社は今回の研究について、独自開発の香りを付与した化粧品によるスキンケアが、「肌を整える」だけでなく、「心身のセルフケア」に着目した新たな研究成果だとしている。
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