ITマネジメントサービス企業の三井情報（東京都港区）はこのほど、ネットワーク関連サービスを展開するマクニカ（横浜市）とともに、クラウド型のセキュリティーシステム「Menlo Security（メンローセキュリティー）」を四国電力（高松市）に提供したと発表した。
四国電力グループ11社の安全・快適なウェブ利用環境を実現するためのセキュリティー対策として提供。不正アクセスやマルウェア（不利益をもたらす悪意のあるプログラム・ソフトウェア）感染などの脅威に対応するセキュリティーシステムを構築した。四国電力グループでは、システム導入によりウェブアクセスの反応の遅さも解消し、業務の生産性が向上したという。また円滑なウェブ利用が実現したことで、システム部門への問い合わせ数が大幅に減少し、負荷も減少したという。
三井情報は「今後も四国電力をはじめとする電力会社の（デジタルトランスフォーメーション（DX）推進を多面的に支援する」としている。
