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住んだまま木造住宅の断熱改修と耐震補強が可能 アキレスのリフォーム工法「ソトダンプラス」

アキレス 既存の外壁に上張り施工する「ソトダンプラス」

 

 アキレス(東京都新宿区)は、断熱改修と耐震補強を住んだままで行うことができる木造住宅外壁向け上張り断熱リフォーム工法「ソトダンプラス」を2023年11月1日から全国で始める。

 既存の外壁を残したまま施工するため、住まいを壊さず、住んだままリフォームすることができる。

 全国にある約5000万戸のストック住宅のうち約9割が省エネ基準の断熱基準を満たしておらず、耐震性は約2割が不十分な状況にあるが、従来工法の多くが、既存の外壁を壊して行うため、改修が進まない要因の一つとなっている。

 そこで同社は、住宅の断熱技術に詳しい北海道科学大学の福島明・名誉教授の指導の下、2015年、木造住宅を効果的に断熱改修する新工法の研究を始めた。その結果、同社の高性能硬質ウレタンフォーム断熱材「キューワンボード」を既存木造住宅の外壁に上張りし、さらに構造用合板による補強を行うことで、断熱改修と耐震補強を併せて実施できる新工法を開発した、としている。

 


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