滋賀県は、その土地でしかできない「シガリズム体験」で、カラフルな独楽(こま)を作る滋賀県長浜市の「いろ色浜独楽」体験を紹介している。
県によると、東近江地域はろくろを使って木工品を加工し、製造する職人・木地師の文化が発祥した土地だという。1950(昭和25)年創業の片山木工所は、木地師の技を用いて茶筒や茶托などの木工品を作ってきた工房で、二代目の片山喜一さんが気軽に手にとってもらえる木工品として、カラフルなオリジナルの独楽を制作・販売している。体験コースでは、片山さんの独楽に絵付けをする体験ができる。
「シガリズム体験」では、工房見学、独楽を選び絵付け体験、乾燥の工程で、50ミリの独楽が1人 3700 円~、70ミリが4400 円~、90ミリが 5600 円~。シガリズム体験のホームページから申し込む。
赤、オレンジ、黄色、緑、青といったレインボーカラーをベースに、一つ一つ形の違う独楽にあわせて、色合いやバリエーションが生まれてくるといい、滋賀県は「世界で一つだけの独楽を作ってみては」とPRしている。