バイオ医薬品のギリアド・サイエンシズ（東京都千代田区）は、難治性乳がんについて正しい知識と理解を深める啓発キャンペーンの応援アンバサダーに、タレントの藤本美貴さんを起用した。キャンペーンは、同社が2023年から難治性乳がんサポートプロジェクト アッピーチ実行委員会と共に取り組んでいる。
乳がんは、がんを発症する日本女性の中では最も多い。乳がんには四つのタイプがあり、そのうち「トリプルネガティブ乳がん（TNBC）」は最も悪性度が高く、他のタイプよりも再発や転移の可能性が高いとされる。転移性TNBCの5年生存率は12%という。
キャンペーンは、TNBCなどの難治性乳がんがあまり知られていないことから、広く理解してもらうことを目的としている。藤本さんは「再発や進行のリスクがある『難治性乳がん』とともに生きる患者さんを応援する活動に賛同した。より多くの方々に『難治性乳がん』について知っていただき、患者さんのサポートができるよう一緒に頑張っていきたい」などとするコメントを発表した。
