講演を聞くJXTGエネルギー社員

東京2020大会ボランティア締切直前! ところで魅力って何?

 12月20日、2020年東京五輪・パラリンピック大会ボランティアへの応募が締め切られる。11日には名称の候補も示され、準備が一歩一歩進んでいるが、日本財団ボランティアサポートセンター(以下ボラサポ)の活動も進行している。

 ボラサポは、2017年6月に東京2020組織委員会と日本財団が締結した協定に基づいて、大会の成功とボランティア文化の醸成を目指しているが、その一環として行っているのがオリンピック・パラリンピックパートナー企業での研修会だ。

 11月28日には、石油元売り大手のJXTGエネルギー(以下JXTG)で、この年4回めとなる社内研修会を開催した。
東京2020大会に向けて通算13日間のボランティア休暇を与える制度を導入したことで、社員のボランティア参加を促進する同社。今回のセミナーは、特にパラリンピックに焦点を当てた「パラリンピック・ボランティアの魅力を知ろう!」と題し3氏が講演を行った。

 大会組織委員会ボランティア検討委員会委員であり、日本財団参与の二宮雅也文教大学准教授は「以前のパラリンピックは障害者アスリートの大会だったが、今やスーパーヒューマンの集まり。それをボランティアとして支えることができるのが一番の魅力」と解説。11月に発表された、ボランティアへの応募状況の途中経過で、海外からの応募が44%を占めていたことに「皆さんは驚かれたかもしれないが私はあまり驚かない。海外は今スポーツボランティアブーム。サッカーW杯ロシア大会も、1万7000人のボランティアの枠に17万人の応募があった」と指摘した。

(左から)二宮雅也氏、マクドナルド山本恵理氏、星野恭子氏

 「好きになれそうなパラリンピック競技を見つけて、その競技への理解を深めてください」と呼びかけたのは、パラパワーリフティング選手のマクドナルド山本恵理氏。自身が力を注ぐ競技については「ラックからバーベルを外し、胸に下ろして、上げるという3秒にかけるロマン。4年間、3秒のためだけにトレーニングしています。その爆発力をぜひ見てください」と語った。

 08年の北京大会から、パラリンピック6大会の取材歴を持つフリーライターの星野恭子氏は、選手を支えるという視点から講演。視覚に障害がある方の目の代わりになって走る「伴走」をきっかけにランニング人生が広がっていったといい「安心して走ってもらえるようにコミュニケーションを取りながら走る。マラソンを走るとき大事なのは心を合わせていくこと。お互い人間、伴走者といえども苦しくなることもある。選手も伴走者も、お互いを思いやりながら走ります」と体験を交えて語った。

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