侍ジャパンに期待と興味 レギュラーシーズンとは異なる関心

プロ野球の日本シリーズが終了し、今度は日本代表「侍ジャパン」が11月、動き出した。7日に福岡市のヤフオクドームで開かれた壮行試合「ENEOS 侍ジャパンシリーズ2018 侍ジャパンVSチャイニーズ・タイペイ」を皮切りに、米大リーグ(MLB)オールスターチームと戦う日米野球で6試合を行う。2020年東京オリンピックに向け、稲葉篤紀監督率いる侍たちの成熟が期待される。

人波が途切れなかった侍ジャパンのグッズ売り場

ヤフオクドームでは10月30、31、11月1日の3日間、広島との日本シリーズが繰り広げられた。いずれも3万5千人を超える観客が集まり、ファンは熱い声援を送った。シリーズ後、日が浅いため観客の入りが心配されたが、7日は約2万8千人が詰めかけた。熟知した地元チームへの熱情とは別の、日本代表への応援と興味が交じり合った雰囲気に包まれた。家族6人で観戦に来た北九州市の長尾颯志君(9歳)は、自分が野球をしていることもあり「日本代表はいろいろなチームから選手が集まってきているので、とても楽しみ」と話してくれた。父親の裕隆さんによると、年に2、3回はソフトバンクの応援に来るそうだが、侍ジャパンにも興味があるという。

軟球での球速測定コーナー。中には131キロをマークした高校生も

7日も席が埋まったのは内外野の自由席からで、純粋に野球を楽しみにしているファンと想像される。球場外周の通路には球速計測やストライクチャレンジのコーナーも設置され、多くの人が足を止めて興じていた。侍ジャパンのグッズ売り場にも人があふれていた。福岡市の女性会社員のグループは、ソフトバンクの選手に加え、それぞれがほかのチームにお気に入りの選手がいて、その選手の侍ジャパンでの活躍も楽しみと話した。

国際試合らしくジャパンのユニホームを着た人も

サッカーやラグビーのように目が離せないスピーディーな展開と異なり、観戦とおしゃべりを繰り返し、合間に飲食と、侍ジャパンの試合には楽しみながらというゆったりとした時間が流れていた。20年には、これにメダルへの期待という熱狂が加わる。

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