災害時に使える自己処理型トイレ「未来くるBOX」を展示 グリーンハート・インターナショナル、「地域防災EXPO」で

グリーンハート・インターナショナル 「未来くるBOX」

 

 食品や化粧品などミネラル関連製品の開発・製造を手掛けるグリーンハート・インターナショナル(大阪府吹田市)は、6月29日~7月1日に東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催される「地域防災EXPO」で、災害時にも使える自己処理型の水洗トイレ「未来くるBOX」を展示する。

 「地域防災EXPO」は、自治体・公共向けにテーマごとに開く五つの専門展示会「自治体・公共Week」(https://www.publicweek.jp/)の一つとして初開催。「未来くるBOX」は、小型の処理装置を搭載し、土壌が持つろ過や吸着機能などを利用して、し尿を再利用可能な水質まで浄化してトイレ洗浄水にリサイクルするという。

 農地やキャンプ場、駐車場といったさまざまな場所での用途があるといい、水や電気などのインフラがない所でも使用できるため「災害時の水洗トイレとして使える」と説明している。

 今回展示する「未来くるBOX」は、利用回数が1日50回、100回、150回の3タイプ。コンパクトサイズのため、通常時は1日10~20人が利用する農業用トイレやキャンプ場・グランピングなどでの設置を想定しているという。

 

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