行政サービスのデジタル化推進 群馬県中之条町とNTTドコモが連携協定

群馬県中之条町×NTTドコモ

 NTTドコモ(東京都千代田区)はこのほど、行政サービスのデジタル化に取り組む群馬県中之条町と「ICT(情報通信技術)活用による町内DX(デジタルトランスフォーメーション)推進に関する連携協定」を締結した。ICTを使い公務のデジタル化を両者で推進するとしている。

 連携事項は、まちのデジタル化推進や町民の情報格差の解消、ICTを活用した行政サービスの利便性向上と働き方改革の促進、キャッシュレス化や消費活性化など。

 中之条町は役場の職員数が減少傾向にあり、公務のデジタル化が求められている一方、デジタル化の推進は、高齢の住民に不便を強いる結果を招きかねない「情報格差」の課題もある。このため、高齢化が進む町内の高齢者が困らない「高齢者に優しい」適正な公務のデジタル化に取り組むという。

 具体的には、スマートフォンを町民に提供して対面の住民サービスをスマホ活用のオンライン手続きに切り替えつつ、高齢者向けにオンライン手続きやスマホ操作の習熟支援を行うという。中之条町とNTTドコモは「すべての住民の方が安心して自治体のサービスを受けられる環境づくりを進める」としている。

 

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