十勝産チーズの価値向上を推進 明治が北海道に研究拠点を設置

明治 「十勝チーズ研究センター」

 

 明治(東京都中央区)はこのほど、ナチュラルチーズを研究する新拠点として北海道芽室町の同社十勝工場内に「十勝チーズ研究センター」を設置した、と発表した。

 十勝チーズ研究センターは、明治が東京都八王子市の明治イノベーションセンターで行うナチュラルチーズの研究開発の一部を引き継ぐ。原料乳生産の地元に研究拠点を置くことで十勝の生乳を用いた商品の開発から生産までの迅速化を図り、さらに原料乳生産の地元との連携も深めて「明治北海道十勝ブランド」の価値向上を進める、という。投資額は約7億6千万円。

 明治は「ナチュラルチーズの品質は原料乳に大きく左右される。(十勝チーズ研究センターの設置で)新鮮で高品質な十勝の生乳を商品開発のスタート時点から使用できるのは大きなメリット。十勝産チーズのおいしさの科学的探究にも着手する」としている。

 

あなたにおススメの記事


関連記事

スタートアップ

スポーツ

ビジネス

地域

政治・国際

株式会社共同通信社