第3回「FSCアワード」のジュニア・アンバサダーが決定 FSCマーク普及アイデアコンテストに中高生200人が応募

第3回「FSCアワード」金賞:関西学院千里国際高等部・中等部/内野ななさん、山本桜子さん

 

 国際的な森林認証制度FSC(Forest Stewardship Council)の普及を行う、FSCジャパン(日本森林管理協議会、東京都世田谷区)はこのほど、中高校生対象にしたFSCマークの普及アイデアのコンテスト「第3回FSCアワード」(最終審査会および表彰式)をオンラインで開催し、ジュニア・アンバサダーの「金賞」「銀賞」「銅賞」の受賞作品を発表した。

 環境省などが後援するFSCアワードは、適切に管理された森林に由来する製品であると保証される商品に付けられる「FSCマーク」を、ジュニア・アンバサダーとしてどのように普及するかのアイデアを募集するコンテストで、全国から97組200人が応募した。また最終審査会は、1次審査を通過した10組47人が進出し、1校あたり5分程度のプレゼンテーションを行った。

 審査員による慎重な採点の結果、金賞は「関西学院千里国際高等部・中等部」、銀賞は「暁星国際高等学校」、銅賞は「東京学芸大学附属国際中等教育学校」の3校が受賞した。

 参加学生からは、「地元の人や地域のFSC認証林と連携した普及アイデア」や、「SNSやYouTubeの積極活用」「認知向上だけではなくFSCマークの本質的な理解を目指すアイデア」「FSCマークの普及に必要な人材育成のアイデア」など、FSCマークや環境・社会問題の理解に基づいた考えが発表されたという。

 また受賞した3校の学生は、FSCジュニア・アンバサダーとして、受賞作品を実現するプロジェクトや広報活動にチャレンジするとしている。

 ・ FSCジャパン公式HP:https://jp.fsc.org/jp-ja

 

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