キャンパス内のごみ袋を減プラスチック製品に 年間約2・5トン削減を目標、関西大

関西大学 「環境にやさしいエコごみ袋」導入

 

 関西大(大阪府吹田市)は、国連の持続可能な開発目標(SDGs)達成に向けた取り組みの一環として、全キャンパス構内のごみ袋を4月からすべて減プラスチック製品に変えると発表した。年間でおよそ約2・5トン分のプラ削減を見込む。

 トウモロコシ由来の新原料を作ったごみ袋を使用する。このごみ袋は25%が非プラスチック原料で作られている。従来の45リットル(Lサイズ)ゴミ袋に比べ、1枚当たり7・4グラムのプラスチック削減が見込める、という。

 関西大はSDGs推進をはじめ、気候非常事態宣言を2021年11月に出すなど、環境保全に向けたさまざまな取り組みを展開。これまでに、学内食堂の割り箸利用・食品ロスの削減や弁当容器の再生推進やウオーターサーバーの設置(マイボトルの活用推奨)などを実施してきた。今回の減プラごみ袋について「日常から社会全体のごみ問題を考える環境をつくることで学生のSDGs意識の醸成も図りたい」としている。

 

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