静岡県袋井市は、市民の禁煙意識を高めようと今年2月から「禁煙相談日」を設定し、薬局の管理栄養士が希望者と面談して相談者に合わせた禁煙指導を行う取り組みを始めた。
袋井市は昨年7月「袋井市たばこによる健康への影響から市民を守る条例」を施行。「たばこを吸わない人を育てる」「たばこを吸わない習慣を身に付ける」「たばこを吸わない人を守る」の三つの柱に沿って活動している。
「禁煙相談日」は「たばこを吸わない習慣を身に付ける」ことを実践する取り組みとして、来年1月まで毎月第3土曜に、提携する杏林堂薬局(浜松市)の袋井市内の店舗で禁煙指導を実施する。
対象者は、袋井市内に在住しているか在勤している人で、禁煙外来を受診していないことが条件。1人30分程度面談し、禁煙方法を提案するという。初回は無料(2回目以降は有料)。袋井市総合健康センター 健康づくり課健康企画室に電話やメール、ファクスで事前申し込みが必要。詳細は;https://www.city.fukuroi.shizuoka.jp/material/files/group/28/kinnensoudann.pdf