
全国道の駅連絡会(東京都江東区)はこのほど、全国のすべての道の駅に発電機を配備する目標を2022年度中に達成する見通しであると発表した。発電機は日本道路建設業協会(東京都中央区)から寄贈を受ける。
道の駅の発電機保有率は19年末時点で約6割。道の駅の防災機能強化を目的に全国道の駅連絡会は20年度から、保有率100%達成に向け、日本道路建設業協会から寄贈を受けた発電機を、保有していない道の駅に順次配備してきた。
22年度は、群馬県前橋市の道の駅「ふじみ」など全国44の道の駅に発電機を順次配備する。停電時のスマートフォン充電などの活用を想定している。
日本道路建設業協会はこれまでに発電機計307台のほか、自動体外式除細動器計143台などを全国の道の駅に寄贈している。