静岡市の名勝・三保松原の歴史を振り返る企画展 5月8日まで、「三保松原の100年とこれから」開催

静岡市 「三保松原と富士山」

 

 静岡市は、市内の景勝地・三保松原(みほのまつばら)が名勝指定100周年迎えたことを記念し、写真や資料で歴史を振り返る企画展「三保松原の100年とこれから」を、5月8日(日)まで静岡市三保松原文化創造センター「みほしるべ」(静岡市清水区)で開催している。

 静岡市などによると、三保松原は静岡市清水区の三保半島の海岸線約5キロに渡って松林が続いている景勝地で、ユネスコの世界文化遺産・富士山の構成資産にもなっている。最古の和歌集である万葉集に歌枕として詠まれたほか、松原中央付近にある「羽衣の松」は、天女と地元の漁師の出会いを描いた「羽衣伝説」の舞台として知られる。1922(大正11)年3月8日、日本で初めて名勝に指定された。

 企画展では、名勝指定の1922年から現在までの100年間の三保松原に係る出来事について、約80点の写真パネルや関連資料を展示している。このほか、三保松原と同時に名勝に指定された天橋立(京都府宮津市)や兼六園(金沢市)など10カ所について、歴史や現在の保全・活用状況の概要を紹介している。

 企画展は、無料で会期中無休。開館時間は午前9時~午後4時30分。詳細は「みほしるべ」のウェブサイト;https://miho-no-matsubara.jp/center

 

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