
栃木県酒造組合などで構成する「とちぎの酒」魅力発信実行委員会はこのほど、栃木で造られる日本酒を知ってもらおうと動画「栃木県 高品質日本酒のふるさと」を制作、ユーチューブで公開している。
・https://youtube.com/channel/UCUnzQVbS8xUpPe4_8OraZ3w
同実行委は、栃木県は自然や気候などワインや、ウイスキー、クラフトビールといった酒造りや貯蔵に適していると指摘。中でも日本酒は「30を超える酒蔵があり、豊富な水資源や下野杜氏(とうじ)の技術を生かした優れた日本酒が生まれている」と説明する。
日本酒造りに重要な米については、酒造好適米として栃木県農業試験場が13年をかけて開発したオリジナル品種「夢ささら」を使用した酒の醸造が2019年から始まったという。
動画は約10分。英国に拠点を置くマスター・オブ・ワイン協会が認定する「マスター・オブ・ワイン」の資格を持ち、世界最大級の日本酒コンクールIWC日本酒部門議長を務める大橋健一氏が監修。大橋氏は動画の中で「全蔵元の日本酒をテイスティングしたが、クオリティーが非常に高い。辛口の中にふくらみ、やわらかさがある」とコメントしている。