
岐阜大(岐阜市)は、ベッドに寝た患者の洗髪を行いやすくするという「洗髪槽」の製作資金をクラウドフィンディングで募っている。
洗髪槽は、同大医学部看護学科の社本生衣准教授の研究グループが開発した。看護師や介護師ら医療スタッフ、患者家族らの洗髪の作業負担を軽減するのが目的だ。洗髪槽は、患者の移動も洗髪する人の身体的な負担も少なくてすむ構造で、十分な湯量も使えてしっかり髪を洗い流せるという。
岐阜大は「洗髪槽の製作を進め、1人でも多くの必要としている方に届けたい」としている。目標額は450万円。寄付はクラウドファンディングサイト「レディーフォー」で、4月28日午後11時まで受け付けている。
・https://readyfor.jp/projects/gidai-senpatusou