コロナ禍の前と後を比較、売れた楽器の1位は「カリンバ」 山野楽器が2019年、21年で伸び率トップ10を発表

山野楽器 「コロナ禍前比較 楽器関連商品 販売数量UP率ランキングTOP10」

 

 山野楽器(東京都中央区)は、コロナ禍の前と後で同社の楽器の売れ筋がどう変化したかについて調査し、このほど公表した。

 新型コロナの感染が広がる前の2019年(1月1日~12月31日)と2年後の2021年(1月1日~12月31日)の楽器関連商品の販売数量を比較し、伸び率ベスト10を発表。コロナ禍1年目の2020年には、おうち時間の増加などで楽器を始める人が増え、電子ピアノやアコースティックギター、ウクレレといった音量に配慮する楽器が人気となり、21年も同様の状況が続いたという。

 1位となったのはアフリカの民俗楽器「カリンバ」。別名「親指ピアノ」とも呼ばれ、コロナ前にはほとんど知られていなかったが、任天堂の家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」の人気ソフト「あつまれ どうぶつの森」に登場するアイテムとして話題になったこともあり、2019年の年間販売数が2台だったのが、21年は3477台(17万3850%)と驚異の伸び率を記録した。価格は3000円程度で「音色に癒やされる」「楽譜が読めなくても弾ける」といった声があったという。

 2位はヘッドホンで練習ができる「電子ドラム」(コロナ前比268%)。2位はマイクやミキサー、アンプなどの音響機器(PA機器)など「PA機器/デジタル楽器」で202%。電子楽器「オタマトーン」が人気を集めたという。

 このほか、音が大きくなく、おうち時間で演奏できるという「マンドリン」が4位。5位の「ポータブルキーボード/そのほかの鍵盤」では、折りたたんで持ち運べる88鍵キーボード「オリピア」が人気だった。

 以下、6位「チェロ」、7位「防音室」、8位「アコースティックギター」、9位「電子ピアノ」、10位「キッズパーカッション」となった。

 山野楽器は「音量に加え、手頃さ、癒やしといった要素があり、自宅で気軽に楽しめる楽器が人気だった」と分析している。

 

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