脳科学者・茂木健一郎氏とニーチェのデジタルクローン同士が会話 日本科学未来館の「きみとロボット ニンゲンッテ、ナンダ?」で展示

オルツ×ビデオリサーチ 「茂木健一郎氏のデジタルクローン」

 

 オルツ(東京都港区)は、ビデオリサーチ(東京都千代田区)と共同開発した、脳科学者、茂木健一郎氏のデジタルクローンを、3月18日から8月31日まで日本科学未来館(東京都江東区)で開催される特別展「きみとロボット ニンゲンッテ、ナンダ?」に出展する。

 来場者は茂木氏のデジタルクローンと会話することができる。また、茂木氏との会話の相手として、ドイツの哲学者ニーチェ(1844~1900年)のデジタルクローンも展示される。来場者からの質疑がない場合、両者のデジタルクローンによる会話が続けられる。その会話の内容がどう展開するかは未知数だという。

 オルツは、「デジタルクローン同士の会話は実証実験として一定の価値があるものと考えている」とした上で、「人間のデジタルクローン技術の現在を体験してもらうことで、デジタルクローンや人工知能技術の可能性を知ってもらい、その課題を考えるきっかけになれば」、と意気込んでいる。

・特別展:https://kimirobo.exhibit.jp/
・茂木健一郎氏のデジタルクローン実演動画:https://youtu.be/L2Mq4zlZpUU

 

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