「手溶接訓練システム」を開発 評価レポートも自動作成

今野製作所×エー・アイ・エス×都産技研 「手溶接訓練システム」構成図

 

 今野製作所(東京都足立区)、エー・アイ・エス(東京都江戸川区)、東京都立産業技術研究センター(都産技研、東京都江東区)はこのほど、「人の手による溶接作業」(手溶接)をデータ化し、手溶接の熟練技能承継と若手技能者育成のための訓練を支援する「手溶接訓練システム」を開発した。今後、手溶接のデータ化や技能承継に取り組む中小企業などに対する情報提供や意見交換を通じて活用を呼び掛けていく、としている。

 訓練システムは、都産技研が実施した中小企業のIoT(モノのインターネット)化支援事業「公募型共同研究」(2019年度採択)の成果。量産工場で溶接作業の「ロボット化」が進む一方で、試作開発品などの“少量製作”では人の手による溶接技能は欠かせないことから、各種センサーや映像装置などを活用して、手溶接や金属の溶融状態などを可視化・比較できる、効率・効果的な手溶接の技能訓練システムを開発したとしている。

 システムは、可視化された手溶接の各種データや、作業写真、指導改善ポイントなどを含む「技能評価レポート」も自動作成する。データベース上で参照できる同レポートを活用した技能・生産性向上が期待できるという。

 

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