
総合園芸商社の横浜植木(横浜市)は、同社が開発した種なしピーマンを、種苗法に基づいて、品種名「タネーラ」(商品名は「タネなっぴー」)として登録申請し、2月7日付の官報に公示された。この品種は、世界初の種なしピーマンで、2013年5月に国内特許を取得したという。
タネーラは、調理の際に、種を取り除いたり、飛び散る種でシンク周りを掃除したりする手間を省くことができる。一般的なピーマンと比べ、苦みが少なく、ピーマンが苦手な子どもでも食べやすいという。
楽天「グリーンキュア」で「タネなっぴー」の種子を販売しており、今年は4月上旬から園芸店やホームセンターで園芸用のポット苗を販売する。