豪雨による浸水を防ぐ「水用心」 土のう不要、トラックのアオリ材技術を応用

UACJ押出加工 「水用心」設置イメージ

 

 アルミ大手のUACJの連結子会社、UACJ押出加工(東京都千代田区)は、豪雨時の浸水を防ぐ止水板「水用心(みずようじん)」を4月に発売する。

 UACJ押出加工は「水用心」について、アルミニウム合金製の止水板と支柱、ゴムパッキンで構成され、建物の開口部やドアなどの出入り口に設置する。止水板は軽量で、市販のダブルクリップを使って1人でも容易に設置できる。土のうも必要ない。トラックのアオリ材(トラックの荷台を覆う囲い)を製造しており、押し出しの形状でつなぎ目をずれにくくする技術などを応用したとしている。

 3月末まで標準的モデル300セットを9万円で限定販売し、事業性を確認する。その結果を踏まえ、4月から個人や法人を対象に本格的に販売を開始する予定だ。

 この商品は、2020年度の全社新製品開発企画でUACJグループの有志7人によるチームで提案された企画が元になっているという。UACJは21年度からの第3次中期経営計画の中で、「新規領域の創出」を掲げており、社内ベンチャー制度を創設した。

 

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