
皮革専門メーカーの栃木レザー(栃木県栃木市)は、同社で製造した革を使った初のオリジナルブランド「nogake(のがけ)」を立ち上げ、トートバッグやショルダーバッグ、ネックポーチなどのアイテムを「栃木レザーアンテナショップ」(栃木市)と同社のオンラインショップで2月22日に発売する。
新ブランド用に、新たに「nogake smooth(ノガケ・スムース)」と「nogake emboss(ノガケ・エンボス)」という二つのオリジナルレザーを開発した。「ノガケ・スムース」は、革にしなやかさを持たせるためオイルを浸透させたオイルレザーで、つやを抑えマットに仕上げた。「ノガケ・エンボス」は、表面に細かい不規則なしわの寄った「シボレザー」で、傷が目立ちにくいという特徴がある。どちらの革も経年変化を楽しめるという。
1937年に創業した栃木レザーは、ベジタブルタンニンなめしという植物由来の天然成分で作られたタンニンを使った製法を取り入れている。「栃木レザー」は、国内だけではなく、海外でも有名ブランドに使われている。
・オンラインショップ:https://onlineshop.tochigi-leather.co.jp/