
労務管理や健康管理に関するサービスを手掛ける勤次郎(東京都千代田区)はこのほど、同社が制作・運営する健康管理アプリ「ヘルス×ライフ」の人工知能(AI)健診結果予測機能について、日経BPが運営する健康情報サイト「日経Gooday(グッデイ)」への提供を始めた。
「ヘルス×ライフ」は、人間ドックや健康診断などの結果を比較・分析するアプリで、AI予測機能は、約14万件のビッグデータ(匿名化された健診結果)を学習したAIが、2年分の個人データを元に、生活習慣病に関連する13項目とストレスチェックの結果を予測する機能だという。日経Goodayの有料サービス「日経Goodayマイドクター会員」(月額794円)向けのコンテンツとして提供。2年分の健康診断結果をもとに1年後の健康診断結果の予測ができるとしている。
勤次郎は、コロナ禍でテレワークが進み、従業員の健康状態の把握や心理面のケアなどの問題解決が必要になっていると指摘。「事態悪化を未然に防ぐため、将来の健康リスクを可視化できるAI予測機能を開発した」としている。