
大和ハウス工業(大阪市)はこのほど、同社グループのデジタルトランスフォーメーション(DX)への取り組みを紹介する「大和ハウスグループDXアニュアルレポート2021」をホームページに公開した。
・https://www.daiwahouse.com/ir/dxar/2021/
同社は、社会の変化が急速に進む中、革新的なイノベーションをもたらすDXを、さまざまな課題を解決し、持続的な成長を実現するための重要な「経営戦略」と位置付けている。建設技能者の減少や高齢化が進む住宅・建設業界を取り巻く環境を踏まえ、同社は2019年7月、デジタルと人を融合させ「建設現場の無人化・省人化」を目指すデジタルコンストラクションプロジェクトを発足。また、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う新しい生活様式の普及や、ビジネスモデルの変化など新たな環境変化に対応するため、2020年9月にテレワーク推進プロジェクトを立ち上げた。
DXアニュアルレポート2021では、DX推進のビジョンの下、社会ニーズに対応し、多様な働き方やものづくりで新たなイノベーションを生み出すといったDX施策を紹介している。大和ハウス工業は「事業・基盤の両面でDXを推進し、社会変化に対応するとともに、オープンイノベーションを促進する環境の構築を進めることで、新たな価値創造を目指す」としている。