
積水ハウス(大阪市)はこのほど、消費者庁の「令和3年度消費者志向経営優良事例表彰」で消費者庁長官表彰を受賞した。
非接触センサーが急性疾患の可能性を検知した場合にオペレーターが安否確認を行うサービスなど、多様な機器を通信でつなぐモノのインターネット(IoT)の技術を用いた在宅時の安心・安全を向上させる技術革新をはじめ、体験型施設やオープンイノベーション拠点で収集した顧客らの声を開発研究に反映する取り組みなど、顧客と理想の住まいを共創することを目指し、“わが家を世界一幸せな場所にする”というビジョンに基づいた各種イノベーションの取り組みが評価された、という。
消費者志向経営優良事例表彰は、事業者が「消費者」と「共創・協働」して「社会価値」の向上を目指す“消費者志向経営”の事例の中で「特に優れた取り組み」をたたえる制度。
積水ハウスは「これからも住まい手のニーズに寄り添い、人生100年時代における“幸せ住まい”を追求し、ESG(環境・社会・企業統治)経営のリーディングカンパニーを目指す」としている。