
福井県は、2024年春に開業を予定している北陸新幹線の金沢~福井・敦賀をPRするキャッチコピー「地味にすごい、福井」と併せて活用するロゴマークが決定した、と発表した。
ロゴマークは全国から一般公募し、768作品が寄せられた。最終候補に残った4作品の中から富山県在住の古屋貴大さん(34)の作品が選ばれた。
ロゴマークは、東尋坊、越前がに、越前おろしそば、恐竜など福井県を代表する15の名所や特産品などを18のパーツにして構成。「ロゴを見ながら、福井県民や県外の人が福井のことを語り合えるようにとの願いを込めている」という。
福井県によると、古屋さんはコロナ禍をきっかけに北陸新幹線で移動しやすいため首都圏から富山県に移住したデザイナー。
また、「地味にすごい、福井」のロゴタイプ(題字)について、福井県出身の書家・前田鎌利さんの書による別バージョンを作成。計八つのバリエーションを用意したといい「事前に届ければ無償で使用できます」とPRしている。