
公益社団法人日本パブリックリレーションズ(PR)協会(東京都港区)は、このほど「PRアワードグランプリ2021」の審査結果を発表。最高賞のグランプリに国立研究開発法人 物質・材料研究機構(NIMS、茨城県つくば市)の「『まてりある’s eye』 ~若者が人生を変える 物質科学広報プロジェクト~」を選出した。
「まてりある’s eye」は、NIMSが物質・材料の世界を分かりやすく紹介するユーチューブチャンネルで、17万人以上の登録者がいるという。
審査員長を務めた電通PRコンサルティング執行役員の井口理(いのくち・ただし)氏は、講評コメントの中で「宇宙やロボット、ITといった領域と比べ地味に思われがちな素材産業に、どう関心を持ってもらえばいいかなどに注力。若者層のトップメディアともいえるユーチューブでその魅力を伝えていくプラットフォームが整備されている」と評価した。
今回は73のエントリーがあり、グランプリのほか「ゴールド」(3団体)、「シルバー」(5団体)、「ブロンズ」(5団体)、「奨励賞」(1団体)が選ばれた。
詳細は;https://prsj.or.jp/association/wp-content/uploads/2021/12/praw2021_open1207.pdf