AIで電流電圧の異常を検知する分析手法を開発 関西電気保安協会とALBERT

関西電気保安協会×ALBERT 「AI波形分析手法」

 

 一般財団法人 関西電気保安協会(大阪市)と、データ分析などを手掛けるALBERT(アルベルト、東京都新宿区)は、高圧受変電設備から発生する異常時の電圧電流波形データから人工知能(AI)が原因を推定する「AI波形分析手法」を共同開発し、本格導入を始めた。

 「AI波形分析手法」は、高圧絶縁監視装置が異常を検知した際、集中監視システムに波形データなどが送信され、AIが波形データを分析。不具合箇所が構内か構外かの判定と原因の推定などを行うことができるという。

 これまでは属人的な部分もあった判定結果について、すべての技術員が確認することができるようになることで「現場への技術員派遣の必要性有無の判断などが適切に行うことが可能になり、作業効率化、品質向上による高度な保安管理業務の提供ができる」としている。

 関西電気保安協会は、ビルや工場、病院などで使用する高圧電気設備の点検や保安管理業務を実施。関西圏では約4万6000軒の自家用電気工作物を受託しているという。これまでは異常を検出した電圧・電流波形から技術員が原因分析をしていたが、個人のスキルや経験に依存しない原因の推定を目指し、今回の分析手法を開発したとしている。

 

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