
「JeSU公認全国統一eスポーツテスト」事務局はこのほど、スマートフォンを使ってeスポーツに必要な基礎能力を測定する「JeSU公認 全国統一eスポーツテスト2021 presented by ZONe」(以下、eスポーツテスト2021)を公開した。利用は無料。
日本eスポーツ連合(JeSU)が監修した「eスポーツテスト2021」は、スマートフォン端末のカメラを使い、敵を倒すシューティングゲームのスコアから、eスポーツに求められる五つの基礎能力を客観的に測定し分析可能だとしている。
テストで行う「HAND」「EYE」「BRAIN」の三つのテストでは、eスポーツで必要となる「操作力」「認知力」「思考力」「反射力」「持久力」の五つのゲーム基礎能力を計測できる。これらの能力の偏差値(全国のプレーヤーに対する自己の相対位置)は、全国だけではなく、都道府県別でも計測でき、30日分のスコアデータも折れ線グラフで表示できるという。
また開発には、eスポーツ研究の第一人者である馬場章氏(元東京大大学院教授)も監修に加わり、eスポーツの日本代表選手が行なったテストプレイでは、能力の測定だけではなく、トレーニングにも役立つようにゲームバランスを調整したという。
「eスポーツテスト2021」について監修した馬場氏は、「カンも大切ですが、数値で自身の能力レベルや得手不得手が把握できるので、長所を伸ばし、弱点を克服するのに役立ちます」と、している。
「eスポーツテスト2021」は、QRコード掲載サイトからスマートフォンでアクセスして利用できる。利用可能なスマートフォンOSは、Android8以降とiOS12以降。
・eスポーツテストQRコード掲載サイト:https://esportstest.zone-energy.jp