6割が飲み放題プランの「酒のグレード」に不満 酒文化研究所の調査「酒飲みのミカタ」

酒飲みのミカタ 「Q. 飲み放題に不満な点」

 

 お酒についてさまざまな調査をしている酒文化研究所(東京都千代田区)は、酒好きほぼ100人に聞く定番アンケート「酒飲みのミカタ」で、飲み放題の長所短所を調査したところ「酒のグレードが低い」ことに6割以上の人が不満を持っていることがわかった。

 調査は11月9~12日、インターネットで酒好きな131人に聞いた。「飲食店で飲み放題を利用しますか?」について「よく利用する」(12%)、「時々利用する」(40%)と合わせると半数以上の人が飲み放題を利用していることがわかった。

 飲み放題の利用シーンでは、「大人数でのパーティー」(49%)や「3~4人で飲む時」(34%)が多く、長所は「飲み代を確定できる」(53%)が最も多く、「会費を確定させられる」など、飲み会を仕切る幹事側の使い勝手の良さを指摘するコメントが寄せられた。

 また「飲み放題に不満な点」については、「対象の酒のグレードが低い」(63%)と「飲みたい酒を自由に選べない」(57%)が群を抜いて上位となったほか、「元をとろうと欲が出る」「飲みすぎがち」などが3割前後だった。

 飲み放題に対して不満を持つ人からは「好きな銘柄をゆっくりたしなみたいが、大人数などでは便利なので仕方ない」(40代・女性)、「お酒がおいしくないお店が結構あるので最近は敬遠しがち」(40代・男性)、「飲まない参加者から苦情を受けた」(50代・男性)などのコメントも上がった。

 

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