高血圧、放置していませんか? オムロンヘルスケアが患者1千人に意識調査

オムロンヘルスケア 「Q. 30代~40代当時の生活習慣であてはまるものを教えてください。」

 

 オムロンヘルスケア(京都府向日市)は、50代と60代の高血圧患者1036人を対象に、血圧管理に関する意識調査を実施し、結果を発表した。調査は9月24~28日、インターネットで行い、男性は50~59歳258人、60~69歳260人、女性は50~59歳255人、60~69歳263人から回答を得た。

 まず、高血圧の可能性があると気が付いた年齢について尋ねたところ、男性は50~59歳が「40~44歳」の22・9%、60~69歳は「50~59歳」の34・6%がそれぞれ最多だった。女性は50~59歳が「45~49歳」の30・6%、60~69歳は「50~59歳」の40・3%が最も多かった。

 次に30~40代当時の生活習慣について、あてはまるものを複数回答で尋ねると、男性は「ほぼ運動していない」70・8%、「ストレスの多い生活」45・1%、「週3日以上の飲酒」42・8%が上位を占めた。一方、女性は「喫煙していない」68・0%、「規則正しい生活」60・7%、「飲酒はしていない」40・4%が多く、男性とは対照的だった。

 高血圧を放置した経験があるかどうかについては、38・0%が「はい」と答え、その理由として「一時的な症状で時間がたてば戻ると思った」が51・6%、「仕事が忙しかった」が35・1%と回答した。また、もっと早くから家庭での血圧測定を始めておけばよかったと思う人は全体(1036人)の40・0%だった。

 日本高血圧協会の島本和明理事長は「血圧が高い、高血圧と診断された人のうち、一定の割合で放置する人がおり、非常に頭の痛い事実だ。その理由は、高血圧を正しく理解できておらず、時間がたてば治るという誤った認識を持っていること、自覚症状がないこと、投薬治療を始めると一生薬をのみ続けなければならないという重責を少しでも先延ばしにしたいという心理があることなどだが、放置して良いことは一つもない」と警鐘を鳴らしている。

 

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