福井県の繊維関連企業5社が連携ネットワーク コンパクトなエリアでものづくりの完結目指す

「MADE BY」 WEBサイト

 

 福井県内の繊維関連企業5社は、企業連携ネットワーク「MADE BY」を立ち上げ、活動を伝えるホームページを開設した。

 「MADE BY」の設立は、コロナ禍で企業や分業体制の垣根を越えて取り組んだマスク製造がきっかけとなった。これまで同じエリアでありながら接点を持たなかった企業同士が連携し、どの会社が起点になっても最終製品まで一貫生産できるネットワークの構築を目指している。

 コンパクトなエリアでものづくりが完結すれば移動や仲介コストが少なくて済む。トレーサビリティー(生産流通履歴)の把握も容易になり、環境負荷の少ない生産活動にもつながる、としている。

 11月に首都圏や関西からプロダクトデザイナーや大手セレクトショップ、デザイナーなど8人が参加したトライアルツアーを実施した。今後もこうした産地ツアーのほか、福井の繊維産業を次代に伝えるため、学生向けのツアーやイベントを開催する。各社の倉庫に眠る廃棄予定の記事のサンプルや副資材を集めたマーケットやワークショップも検討しているという。

 ネットワークの参加企業は、シルク専門のテキスタイルメーカーの荒井(福井市)、織ネームやリボンを製造する松川レピヤン(坂井市)、反射材製造の丸仁(福井市)、天然原料の再生セルロース繊維を中心とするテキスタイルメーカーの明林繊維(福井市)、縫製加工のラコーム(勝山市)の5社。

 

・ホームページ:https://made-by.jp/

 

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