銘木総研が「名木伝承データベース」を公開 「名木伝承の日」記念日の11月1日に“いわれ”を紹介

銘木総研 「名木伝承データベース」

 

 名木についての調査・研究を手掛ける銘木総研(大阪市)は、全国各地にある伝承や史実が残されている名木に関する情報を掲載する「名木伝承データベース」を制作し、「名木伝承の日」に記念日登録された11月1日の午前11時1分に公開した。

https://meiboku-souken.com/project/20211002194/

 公開された名木は30件。名木名や所在地、木の種類、本数、樹齢などのほか天然記念物などに指定されているかといった情報を提供。名木にまつわる伝承や史実なども掲載している。

 例えば、埼玉県志木市にある「長勝院旗桜(ちょうしょういんはたざくら)」は、「ヤマザクラの一種で、日本櫻学会が発行する『櫻の科学』の平成10年(1998)9月号に『世界に一本だけの新種』と掲載された」などと写真とともに木の“いわれ”を説明。樹齢が推定400年以上で、志木市指定天然記念物などになっていることを紹介している。

 銘木総研は2020年9月に設立。名木の調査・研究に加え、保全活動や地域活性化イベントなどの事業を展開している。数字の「1」を木に見立て、11月1日を「名木伝承の日」とし日本記念日協会に申請し、今年正式認定を受けた。

 公開時の30件は以下の通り。今後、広く名木伝承情報を募る予定だとしている。

  1.長勝院旗桜(埼玉県)、2.頼朝桜(千葉県)、3.政子の安産杉 (神奈川県)、4.土肥の大椙(神奈川県)、5.影向寺の乳イチョウ(神奈川県)、6.王禅寺柿の原木(神奈川県)、7.頼朝杉(静岡県)、8.狩宿の下馬桜(静岡県)、9.大楠公手植えの楠(京都府)、10.渡辺綱駒つなぎの楠(大阪府)、11.義経腰かけの松(兵庫県)、12.たんだの椿(奈良県)、13.来宮神社の大樟 (静岡県)、14.柏原の野大神(滋賀県)、15.木の根橋(兵庫県)、16.羽衣の松(千葉県)、17.森戸神社の千貫松(神奈川県)、18.三嶋大社の楠(静岡県)、19.三島神社の橘 (静岡県)、20.火牟須比神社の橘(静岡県)、21.音無神社の椎の木(静岡県)、22.三嶋大社の金木犀(静岡県)、23.村上社の楠(愛知県)、24.小野葛籠尻町のカヤ (京都府)、25.葛葉稲荷の千枝の楠(大阪府)、26.鷺原道の楠(奈良県)、27.芝辻町の野神さん (奈良県)、28.三宅町の農神さん(奈良県)、29.椚神社の椚の霊木(奈良県)、30.一の橋の樟樹(和歌山県)

 

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