クラウドでダム管理の負担軽減 建設技術研究所が流入量予測サービス

建設技術研究所 「クラウド型ダム流入量予測・ダム高度操作支援」画面

 

 建設技術研究所(東京都中央区)はこのほど、予測雨量を基にしたダムの事前放流などを支援するため、最新の情報通信技術(ICT)を用いたダムの流入量予測やダム操作支援情報の配信サービスを開始した。

 利用者がサーバーなどを設置する必要のない一元管理システムのクラウド(クラウド・コンピューティング)を用いたサービス。比較的、安価に利用できるのが特徴だ。建設技術研究所が洪水予測サーバーを管理するため、ダム管理者の負担は軽減されるという。

 配信情報は、各ダムの降雨予測や人工知能(AI)などを用いた高い精度のダム流入量やダム下流水位の予測情報をパッケージ化して提供。予測流入量から事前放流の操作を即時判断できるよう、低下目標水位や放流量などの情報を自動計算して、リアルタイムで情報を提供する。洪水時のダム運用を的確に実施できるように、洪水警戒態勢への移行判断や異常洪水時防災操作の危険性も表示し、ダム管理者へメールで知らせる機能を備えている。

 建設技術研究所は「今後は利用者が必要とする情報の追加、使いやすさ、見やすさの向上などの改良を引き続き実施し、安定して情報を配信できる態勢を拡充していく」としている。

 

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